いびき、睡眠時無呼吸症候群,SAS
睡眠時無呼吸症候群(無呼吸 いびき)は新幹線の運転手の事件で有名になりましたが、影響は単に仕事中に居眠りをするだけではありません。
睡眠時は本来体を休める時間帯であるのですが、無呼吸があると心臓が休むことができず高血圧や他の心疾患に大きく関係していることがわかってきました。最近の50年で認識された最も重要な病態と言われています。
また睡眠時の突然死の原因にもなっています。
いびき、睡眠時無呼吸症候群の治療法
治療装置としてCPAPというものと口腔内装置(スリープスプリント)があります。
重度の睡眠時無呼吸症候群の方はCPAPを使用することになりますが、中度の方は口腔内装置(スリープスプリント)で十分に効果があるといわれています。
スリープスプリントはCPAPと比べて使用が簡便で負担が少なく長い時間使用することができるといわれています。
スリープスプリントの種類
スリープスプリントは2種類あります。1つは上下固定式のもの、2つ目は上下分離タイプのものです
上下固定タイプ
上下分離タイプ(ソムノデント:欧米で主として使用)
下顎を自由に動かすことができます。
当院はソムノデントの医療機関に認定されていますので、作成することが可能です