歯の寿命の大きな分かれ目はどこ?(虫歯治療において)
歯の寿命の大きな分かれ目はどこ?(虫歯治療において)
人生90年に迫る中、歯も以前より長く使う必要が出てきました。定期的(3~6か月毎)に歯科医院で歯垢を落としながらメインテナンスをすると歯は非常に長く持つことが分かっています。しかし現状ではどうしても防げないことがあります。それは ’歯根破折’ です。生きている歯は歯根破折のリスクは非常に少ないのですが、歯髄(神経)を取り除いた歯は10年以上経ってくると徐々に歯根破折のリスクが出てきます。歯根破折を起すと原則歯は抜かなければなりません。
<歯根破折を起した歯のレントゲン像>
大事な点:
歯根破折を起さないためには歯髄(神経)を取る前の段階で虫歯の治療をすることです。冷たいものがしみる程度でしたら歯髄を取り除く必要はありませんが、何もしない状態でズキズキ痛むようになったら歯髄を取り除く必要が出てしまいます。要は早期発見早期治療をしてその後予防をすることです。歯科医院での定期検診は非常に効果的です。
上記の図で Ⅽ2 までに治療をすれば歯髄を取り除く必要はありません。生きた状態の歯となります。
自分で歯に穴があいた等異常が見つかったら痛みが無くても歯科医院を早期に受診して治療を受け、その後食習慣の改善等予防の説明を受けてください。
市原市五井の歯医者 つねいずみ歯科医院
つねいずみ歯科医院:https://www.tsuneizumi.com
電話:0436-24-0104
住所:〒290-0056 千葉県市原市五井中央西1-36-1(白金通り 三越ギフトショップ近く)
最寄り駅:内房線五井駅より徒歩7分