市原市五井の歯医者なら、マイクロスコープを使用した精密治療で評判のつねいずみ歯科医院

なぜ知覚過敏症（歯がしみる）になっているかをまず考えましょう（今回は虫歯、歯のひび割れは除きます）

歯肉が下がると歯の根が見えてしまいます。歯の根の表面は小さな穴（象牙細管）があいています。この穴から刺激が歯の内部に伝わってしみたり痛みを感じます。歯によって穴がほとんどない場合と多くある場合があります。歯肉が下がっても穴が少なければしみません。

以下のようなことがあると象牙細管が開口してしまいます（穴が開いてしまいます）
１、 歯の磨きすぎ、
２、 酸性食品（コーラなどの炭酸飲料やレモンなどの果物など）を良くとっている場合

3,歯に過剰な負担がかかっている場合（咬合性外傷、歯ぎしりやかみしめ　をしている）

対策

１、上記のようなことがあればそれを改善する（歯の磨きすぎ、酸性食品のとり過ぎ）

２、歯磨き粉を使わないか研磨材の入っていない歯磨き粉を使うこと（成分表を見ればわかります）また
　　　しみる部位は磨く回数を少し減らしてみる

　　理由；　唾液中にはカルシウムが含まれています。研磨剤を使わなければカルシウムで象牙細管がふさがってしみなくなってきます

3、歯の磨き方を改善する
　　（1）歯と歯肉の境目は軟らかい歯ブラシで小刻みに弱いで磨くこと
　　（2）硬い歯ブラシで横に大きく動かして磨かかないように注意してください、磨くと
　　　　　　歯肉が下がります
　　　　　　歯の根元の象牙細管という小さな穴が開いてしまいます
４、しみる部位の磨き方
　軟らかい歯ブラシを使って小刻みに弱い力で磨くこと
　しみる部分は歯磨き粉をつけないで磨くか研磨剤の入っていない歯磨き粉を使うこと。知覚過敏症用の歯磨き粉（シュミテクトなど）は研磨剤は入っていません。そして知覚を鈍らせる薬品が入っています。

歯科医院を受診できるようであれば専門的な診察を受けること（しみる原因が知覚過敏症でないかもしれないので；当院の別のブログを参照してください）
また専門的な知覚過敏症の処置を受けることができます。

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